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    ザ・タイガース「はだしで」について

    「はだしで」は、1969年にザ・タイガースが発表したシングル「嘆き」のB面曲です。グループ・サウンズ黄金期の中で、より叙情的でメッセージ性の強い楽曲として知られています。
    このシングルは、加橋かつみ脱退後に岸部シローが参加した初の作品でもあり、バンドの転換期でもあります。「はだしで」は、ザ・タイガースのヒット曲の陰に隠れがちなB面ですが、時代の空気を映し出す叙情的な歌詞と、村井邦彦の美しいメロディが光る作品です。沢田研二のボーカルが切なく響き、ファンにとっては「嘆き」と並んで忘れられない一曲となっています。


    はだしで
    歌:ザ・タイガース/詞:安井かずみ/曲:村井邦彦

    はだしで どこへ行くの
    とめどない 涙うかべ
    数えきれない 明日をかかえて

    それでも 昨日を
    歩いてきたんだから
    はだしで 昨日の
    街角を過ぎてきた

    朝陽を どこで見るの
    たよりない 心だいて
    つかみきれない 平和をもとめて

    それでも 今日は
    時をきざんでいる
    はだしで 今日も
    君をさがしつづける

    答えは どこできくの
    世界の ペイジをめくり
    歌いきれない 愛をわけあい

    それでも 明日は
    みんな同じにくる
    はだしで 明日に
    なにかを待ちこがれて
    ルルルル…






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