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ザ・タイガース「嘆き」について
「嘆き」は、1969年8月5日に発売されたザ・タイガースの9枚目のシングルで、オリコン最高8位を記録しました。
この曲は、加橋かつみ脱退後に岸部シローが参加して初めて発売されたシングルで、バンドの大きな転換期となりました。当時のザ・タイガースは、グループ・サウンズの頂点にありながらも、メンバー交代や音楽性の変化を経験していました。
「嘆き」は愛と悲しみをテーマにした叙情的な楽曲として語り継がれています。
嘆き
歌:ザ・タイガース/詞:安井かずみ/曲:村井邦彦
愛を 残したまま
僕を ひとりにした
どこに あなたはいる
朝は 二度と帰らない
今では 手をさしのべても
とどかない とどかない
幸せ抱く前に 愛は苦しみに
いつか 姿をかえて
涙のあと 追いかけても
追いかけても
道を 教えたまま
僕を おいて行った
どこに あなたはいる
嵐 まどう この心
今では 朝の光さえ
とどかない とどかない
よろこび知る前に 愛は悲しみに
深く 沈んでゆく
思い出さえ 美しく
美しく