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    ザ・タイガース「花の首飾り」について

    「花の首飾り」は、1968年3月25日に発売されたザ・タイガースの5枚目のシングルで、彼らの最大のヒット曲のひとつです。グループ・サウンズ黄金期を象徴するような、甘く切ないメロディと詩が印象的なバラードです。
    原詩は北海道の高校生・菅原房子さんによるもので、雑誌『明星』の公募で13万通の応募の中から選ばれました。補作詞はなかにし礼です。作曲・編曲はすぎやまこういち、後に『ドラゴンクエスト』の音楽でも知られる名作曲家です。
    加橋かつみがメインボーカルを担当し、澄んだ歌声が楽曲の幻想的な雰囲気を引き立てています。
    この曲は、青春の儚さや美しさを象徴するような存在で、今もなお多くの人の心に残る名曲です。


    花の首飾り
    歌:ザ・タイガース 詞:菅原房子・なかにし礼 曲:すぎやまこういち

    花咲く 娘たちは
    花咲く 野辺で
    ひな菊の 花の首飾り
    やさしく編んでいた

    おお 愛のしるし 花の首飾り

    私の首に かけておくれよ
    あなたの腕が からみつくように

    花つむ 娘たちは
    日暮れの 森の
    湖に浮かぶ 白鳥に
    姿をかえていた

    おお 愛のしるし 花の首飾り

    私の首に かけてください
    はかない声で 白鳥は云った

    涙の 白鳥に
    花の 首飾り
    かけた時 嘆く白鳥は
    娘になりました

    おお 愛のしるし 花の首飾り
    おお 愛のしるし 花の首飾り






    Chord Diagram