MENU
水前寺清子「三百六十五歩のマーチ」について
「三百六十五歩のマーチ」は、1968年11月10日に発売された、人生を一歩一歩前向きに歩むことを励ます国民的応援歌です。
この曲は、演歌歌手として活躍していた水前寺清子が、それまでの演歌路線から一転して挑戦した明るいマーチ調の歌謡曲です。発売当初は本人も「英語の『ワン・ツー』が歌詞に入っているなんて冗談じゃない」と不安を抱いたそうですが、結果的に累計100万枚以上の売上を記録するヒットとなりました。
高度経済成長期の日本に合致し、国民を励ます応援歌として、学校や運動会、テレビ番組などでよく歌われ、世代を超えて知られる「元気ソング」として定着しました。日本レコード大賞・大衆賞、第2回日本作詩大賞・大衆賞を受賞するなど、音楽史に大きな実績を残しました。
三百六十五歩のマーチ
歌:水前寺清子/詞:星野哲郎/曲:米山正夫
ワン・ツー ワン・ツー
ワン・ツー ワン・ツー
しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩
三歩進んで 二歩さがる
人生は ワン・ツー・パンチ
汗かき べそかき 歩こうよ
あなたのつけた 足あとにゃ
きれいな花が 咲くでしょう
腕を振って 足をあげて
ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 歩け ソレッ
ワン・ツー ワン・ツー
ワン・ツー ワン・ツー
しあわせの 扉はせまい
だからしゃがんで 通るのね
百日百歩 千日千歩
ままになる日も ならぬ日も
人生は ワン・ツー・パンチ
あしたのあしたは またあした
あなたはいつも 新しい
希望の虹を だいている
腕を振って 足をあげて
ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 歩け ソレッ
ワン・ツー ワン・ツー
ワン・ツー ワン・ツー
しあわせの となりにいても
わからない日も あるんだね
一年三百六十五日
一歩ちがいで にがしても
人生は ワン・ツー・パンチ
歩みをとめずに 夢みよう
千里の道も 一歩から
はじまることを 信じよう
腕を振って 足をあげて
ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 歩け ソレッ
ワン・ツー ワン・ツー
ワン・ツー ワン・ツー