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スピッツ「春の歌」について
スピッツの「春の歌」は、2005年にリリースされた楽曲で、アルバム『スーベニア』に収録されています。春の訪れをテーマにしながら、人生の再出発や心の解放を描いた、深いメッセージ性を持つ一曲です。
歌詞には「ぬかるむ道」「トゲのある藪」「長いトンネル」など、人生の困難を象徴する言葉が登場し、それを乗り越えた先に広がる春の景色が、新たな希望や始まりを示しています。サビの「どうでもいいとか そんな言葉で汚れた心 今放て」というフレーズには、無気力や諦めからの解放を促す力強いメッセージが込められています。また、「遠い空に映る君」などの表現からは、大切な人への想いや、過去の記憶に寄り添うような温もりも感じられます。聴く人それぞれが、自分にとっての“君”を思い浮かべることで、より深く共感できるようになっています。
明るく爽やかなメロディの中に、人生の歩みや孤独、希望が織り込まれていて、春だけでなく、どんな季節にも心に響く名曲です。
春の歌春の歌
歌:スピッツ 詞:草野正宗 曲:草野正宗
重い足でぬかるむ道を来た
トゲのある藪をかき分けてきた
食べられそうな全てを食べた
長いトンネルをくぐり抜けた時
見慣れない色に包まれていった
実はまだ始まったとこだった
「どうでもいい」とか
そんな言葉で汚れた 心今放て
春のうた 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも
平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光にさらされていく
忘れかけた
本当は忘れたくない 君の名をな ぞる
春のうた 愛も希望もつくりはじめる
遮るな 何処までも続くこの道を
歩いていくよ サルのままで孤り
幻 じゃなく 歩いていく
春のうた 愛と希望より前に響く
聞こえるか? 遠い空に映る君にも
春のうた 愛も希望もつくりはじめる
遮るな 何処までも続くこの道を