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スピッツ「渚」について
スピッツの「渚」は、1996年9月9日に発売された14枚目のシングルで、アルバム『インディゴ地平線』にも収録されています。
この曲は、江崎グリコの「ポッキー」CMや、2015年にはスバル「フォレスター」のCMソングとしても使用されました。スピッツのシングルとしては初めて、オリコン初登場1位を獲得しました。タイトルの「渚」には、草野の特別な思い入れがあるそうです。生物学の先生から「渚は水中でも陸でも空気中でもない、すべてが溶け合っている場所で、生き物の最初の誕生地」と教わり、その言葉に感銘を受けてこの曲が生まれたとのことです。
渚
歌：スピッツ 詞：草野正宗 曲：草野正宗
ささやく冗談でいつも つながりを信じていた
砂漠が遠く見えそうな時も
ぼやけた六等星だけど 思い込みの恋に落ちた
初めてプライドの柵を越えて
風のような歌 届けたいよ
野生の残り火抱いて 素足で走れば
柔らかい日々が波の音に染まる
幻よ 醒めないで
ねじ曲げた思い出も 捨てられず生きてきた
ギリギリ妄想だけで君と
水になって ずっと流れるよ
行きついたその場所が 最期だとしても
柔らかい日々が波の音に染まる
幻よ 醒めないで
渚は二人の夢を混ぜ合わせる
揺れながら輝いて
輝いて…
輝いて…
柔らかい日々が波の音に染まる
幻よ 醒めないで
渚は二人の夢を混ぜ合わせる
揺れながら輝いて