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    スピッツ「チェリー」について

    スピッツの「チェリー」は、1996年にリリースされた春の訪れと新たな旅立ちをテーマにした名曲です。作詞・作曲はボーカルの草野マサムネ、アルバム『インディゴ地平線』にも収録されています。この曲は、別れや過去の思い出を抱えながらも、未来へ向かって歩き出す姿を描いています。「君を忘れない 曲がりくねった道を行く」という冒頭の歌詞からは、失恋の余韻と人生の不確かさが感じられます。サビの「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」というフレーズは、シンプルながらも心に響く力強いメッセージで、言葉の持つ力や感情の揺らぎを繊細に表現しています。
    春の桜のように、儚くも美しい時間を思い出しながら、それでも前を向いて進もうとする…そんな青春のきらめきがつまった一曲です。


    チェリー
    歌:スピッツ 詞:草野正宗 曲:草野正宗

    君を忘れない 曲がりくねった道を行く
    産まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂
    二度と戻れない くすぐり合って転げた日
    きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる

    「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
    ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて

    こぼれそうな思い 汚れた手で書き上げた
    あの手紙はすぐにでも 捨てて欲しいと言ったのに
    少しだけ眠い 冷たい水でこじあけて
    今 せかされるように 飛ばされるように 通り過ぎてく

    「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
    いつかまた この場所で 君とめぐり会いたい

    どんなに歩いても たどりつけない
    心の雪でぬれた頬
    悪魔のふりして 切り裂いた歌を
    春の風に舞う花びらに変えて

    君を忘れない 曲がりくねった道を行く
    きっと 想像した以上に 騒がしい未来が僕を待ってる

    「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
    ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて

    ズルしても真面目にも 生きてゆける気がしたよ
    いつかまた この場所で 君とめぐり会いたい






    Chord Diagram