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    城みちる「イルカにのった少年」について

    「イルカにのった少年」は、城みちるが1973年12月30日にリリースしたデビュー曲で、昭和歌謡の中でも特に印象的なファンタジー性を持つ楽曲です。オーディション番組『スター誕生!』で注目を集めた城みちるが、長良プロダクションにスカウトされて制作されたこの曲は、第16回日本レコード大賞・新人賞を受賞し、彼の名を一躍全国に知らしめました。
    南の海からイルカに乗ってやってくる少年が、悲しみや孤独を癒してくれるという幻想的なストーリー。少年は「君に会うためにやってくる」と繰り返し歌われ、聴く人の心に優しく寄り添います。


    イルカにのった少年
    歌:城みちる 詞:杉さとみ 曲:林あきら

    誰も知らない 南の海から
    イルカにのった少年がやって来た

    さみしい時は海にきて
    水平線をみてごらん
    空と海とのすきまから
    イルカにのった少年は

    愛の花束胸に抱き
    遠い国からやってくる
    君に君に君に会うためやってくる
    ホーラごらんよ吹く風も
    やさしく頬をなでるだろう

    悲しい時も海にきて
    水平線をみてごらん
    風とカモメが遊んでる
    イルカにのった少年が

    白い波間にみえるだろう
    遠い国からやってくる
    君に君に君に会うためやってくる
    ホーラごらんよあの雲も
    幸福そうな いろしてる
    幸福そうな いろしてる






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