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シャネルズ「ランナウェイ」について
シャネルズの「ランナウェイ」は、1980年にリリースされた衝撃のデビュー曲であり、日本の音楽シーンに“ドゥーワップ”という新風を吹き込んだ歴史的な一曲です
CMソングからの大逆転ヒット
元々はパイオニアのラジカセ「ランナウェイ」のCM用に制作された楽曲で、1コーラスのみの予定だったものが、反響の大きさからフルバージョンに拡張されてシングル化。
オールディーズ風のサウンド
1950年代アメリカのR&Bスタイル「ドゥーワップ」をベースにしたコーラスワークが特徴。日本の音楽界では異色のスタイルで、当時の若者に新鮮な衝撃を与えました。
歌詞の世界観
湯川れい子が描いたのは、都会の孤独な若者たちが「遠くへ逃げたい」という切実な思いを抱える姿。恋と自由への憧れが、甘く切ないメロディに乗って表現されています。
黒塗りメイクとスーツ姿のインパクト
シャネルズのメンバーは黒人音楽へのリスペクトとして黒塗りメイクを施し、スーツ姿で登場。そのビジュアルとサウンドのギャップが話題を呼びました。
後のラッツ&スターへと進化
シャネルズは後に「ラッツ&スター」と改名し、「め組のひと」などのヒット曲を生み出すことになります。
この曲は、ただのヒットソングではなく、昭和の音楽史を塗り替えた革命的な一曲。今聴いても、どこか懐かしくて胸が高鳴るような、そんな魔力を持っています。
ランナウェイ
歌:シャネルズ 詞:湯川れい子 曲:井上忠夫
ランナウェイ とても好きさ
連れて 行ってあげるよ
ふたりだけの 遠い世界へ
おまえを抱いて ランナウェイ
ひとりさまよい 傷ついた
魂のぬけがらに
愛をともした おまえもロンリー・ガール
ふたり激しく燃える
ランナウェイ とても好きさ
連れて 行ってあげるよ
ふたりだけの 遠い世界へ
おまえを抱いて ランナウェイ
かわいた街は 爪をとぎ
作り笑いうかべ
きづいた愛も 奪うロンリー・タウン
だけど放しはしない
ランナウェイ とても好きさ
連れて 行ってあげるよ
ふたりだけの 遠い世界へ
おまえを抱いて ランナウェイ
おまえを抱いて ランナウェイ