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佐良直美「いいじゃないの幸せならば」について
「いいじゃないの幸せならば」は、1969年7月15日に発売された佐良直美の楽曲で、第11回日本レコード大賞で大賞を受賞、20回NHK紅白歌合戦でもこの曲を歌唱しました。
歌詞は「冷たい女」「悪い女」「浮気な女」と人から非難されても、“いいじゃないの 幸せならば”と開き直る姿を描いています。このように、愛のために世間の評価を気にせず生きる女性像を描いた歌詞は当時としては非常に斬新でした。当時の日本社会ではまだ保守的な価値観が強かったため、この曲の退廃的で挑発的な歌詞は大きな話題となりました。
いいじゃないの幸せならば
歌:佐良直美/詞:岩谷時子/曲:いずみたく
あのとき あなたと くちづけをして
あのとき あの子と 別れた私
つめたい女だと 人はいうけれど
いいじゃないの 幸せならば
あの晩 あの子の 顔も忘れて
あの晩 あなたに 抱かれた私
わるい女だと 人はいうけれど
いいじゃないの 今が良けりゃ
あの朝 あなたは 煙草をくわえ
あの朝 ひとりで 夢みた私
浮気な女だと 人はいうけれど
いいじゃないの 楽しければ
あしたは あなたに 心を残し
あしたは あなたと 別れる私
つめたい女だと 人はいうけれど
いいじゃないの 幸せならば