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    桜田淳子「十七の夏」について

    「十七の夏」は、1975年6月5日にリリースされた彼女の11枚目のシングルです。
    この曲は、17歳の少女が迎えるひと夏の恋をテーマにした、爽やかで少し大人びた歌です。「十七の夏」というタイトルが示す通り、少女が思春期の恋を通じて、少しずつ大人へと成長していく心情が描かれています。「特別に愛してよ 十七の夏だから 私を変えていいのよ」という歌詞は、恋に臆病だった少女が、自らの一歩を踏み出す決意を表現しています。「こっちへおいでと あなたが言うから 裸足で駈けてとんで行く」といった、初々しくも情熱的な恋の様子が描かれています。純粋な恋心と、ほんの少しの背伸びが、聴く人の心をくすぐります。
    当時、桜田淳子は山口百恵、森昌子とともに「花の中三トリオ」として人気を博していました。この曲がリリースされた1975年、彼女はまさに17歳で、楽曲のタイトルと本人の年齢がリンクしていることも、ファンの間で話題となりました。


    十七の夏
    歌:桜田淳子 詞:阿久悠 曲:森田公一

    特別に愛してよ 十七の夏だから
    私を変えていいのよ 泣いたりしない
    まぶしさが好きなのよ 正直になれるから
    心のうちのすべてを 打ち明けられる

    こっちへおいでと あなたが言うから
    裸足で駈けてとんで行く
    広げた腕のその中へ
    好きよ好きよ好きよ こんなにも

    誰もみな見ないふり してくれる恋人に
    こうして二人なれたわ
    十七の夏

    特別に愛してよ 十七の夏だから
    いじめるくらいはげしく 求めてみてよ
    今はみな大胆に なっていい季節なの
    裸の胸にイニシャル 落書きしてよ

    遠くへ行こうと あなたが言うから
    疑わないでついて行く
    大きな背中見つめつつ
    いいわいいわいいわ どこへでも

    誰もみな見ないふり してくれる恋人に
    こうして二人なれたわ
    十七の夏

    こっちへおいでと あなたが言うから
    裸足で駈けてとんで行く
    広げた腕のその中へ
    好きよ好きよ好きよ こんなにも

    誰もみな見ないふり してくれる恋人に
    こうして二人なれたわ
    十七の夏






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