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小柳ルミ子「ひとり囃子-"祇園祭より"-」について
「ひとり囃子-“祇園祭より”-」は1974年に発表したシングルで、京都の祇園祭を舞台に、失われた恋を切なく描いた歌謡曲です。祇園囃子や人波の情景を背景に、過去の恋人との思い出を回想する作品となっています。
「祇園祭」という具体的な祭りを題材にした珍しい歌謡曲で、京都の情景と失恋を結びつけた独特の世界観が評価されました。小柳ルミ子の歌声と祇園祭の情景描写が融合し、昭和歌謡の抒情性を代表する一曲とされています。
ひとり囃子-"祇園祭より"-
歌:小柳ルミ子/詞:喜多條忠/曲:平尾昌晃
四条通りの 日盛(ざか)りを
長刀(なぎなた)鉾が 通ります
去年の夏に 見た時は
あなたと私は そろいの浴衣
はぐれちゃ嫌よと 手をつなぎ
冷たいラムネを 飲みました
あれからあなたは 帰ってこない
今から思えば わがままで
強がりばかりの 私でした
ごめんなさいねと 言いながら
祇園囃子と 人波に
押されて思わず 泣きました
鉾の上から 十字路に
青い粽(ちまき)が 散りました
去年の夏の お祭りは
それでももっと 賑やかでした
八坂神社の 石段さえ
あなたと歩けば 多かった
あれからあなたは 帰ってこ ない
今から思えば あの時に
生意気言ってた 私の頬を
音立て殴って 欲しかった
私ばかりか 京都まで
捨ててどこかへ 行った人