「標準Ver.」はこちら

       
    MENU


    小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」について

    「瀬戸の花嫁」は、1972年にリリースされた彼女の4枚目のシングルで、昭和歌謡を代表する一曲です。瀬戸内海の島々を舞台に、若い女性が嫁ぐ決意と故郷への想いを繊細に描いた作品です。
    「瀬戸は日暮れて 夕波小波 あなたの島へ お嫁にゆくの」この冒頭のフレーズから、瀬戸内海の穏やかな風景と、嫁ぐ女性の切ない心情が浮かび上がります。段々畑や小さな船、幼い弟との別れなど、情景描写がとても美しく、聴く人の心に深く残ります。
    この曲は、ディスカバー・ジャパン路線の一環として制作され、瀬戸内海の美しさと人々の暮らしを象徴するご当地ソングとしても親しまれています。


    瀬戸の花嫁
    歌:小柳ルミ子 詞:山上路夫 曲:平尾昌晃

    瀬戸は日暮れて 夕波小波
    あなたの島へ お嫁にゆくの
    若いと誰もが 心配するけれど
    愛があるから だいじょうぶなの

    だんだん畑と さよならするのよ
    おさない弟 行くなと泣いた
    男だったら 泣いたりせずに
    父さん母さん だいじにしてね

    岬まわるの 小さな船が
    生まれた島が 遠くになるわ
    入江の向こうで 見送る人たちに
    別れ告げたら 涙が出たわ

    島から島へと 渡ってゆくのよ
    あなたとこれから 生きてく私
    瀬戸は夕焼け 明日も晴れる
    二人の門出 祝っているわ






    Chord Diagram