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    小柳ルミ子「わたしの城下町」について

    「わたしの城下町」は、1971年4月25日にリリースされた彼女のデビューシングルであり、日本の歌謡曲史に残る名曲です。作詞は安井かずみ、作曲は平尾昌晃が手がけ、編曲は森岡賢一郎。発売当時、国鉄の「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンの影響もあり、郷愁を誘う歌詞とメロディが多くの人々の心をつかみました。
    オリコンチャートで12週連続1位を記録し、1971年の年間シングルチャートでも1位に輝き、小柳ルミ子は「みんなの恋人」というキャッチフレーズで登場し、この曲で一躍スターダムにのし上がりました。
    歌詞は、格子戸をくぐりぬける情景から始まり、城下町の夕暮れの風景と人々の暮らしを情緒豊かに描いています。
    この曲は、昭和の日本人の心に深く根ざした「ふるさと」への想いを象徴する作品です。今聴いても、どこか懐かしく、温かい気持ちにさせてくれます。


    わたしの城下町
    歌:小柳ルミ子 詞:安井かずみ 曲:平尾昌晃

    格子戸を くぐりぬけ
    見あげる夕焼けの空に
    だれが歌うのか 子守唄
    わたしの城下町

    好きだともいえずに
    歩く川のほとり

    ゆきかう人に
    なぜか目をふせながら
    心は燃えてゆく

    家並が とぎれたら
    お寺の鐘がきこえる
    四季の草花が 咲き乱れ
    わたしの城下町

    橋のたもとにともる
    あかりのように

    ゆらゆらゆれる
    初恋のもどかしさ
    気まずく別れたの

    橋のたもとにともる
    あかりのように

    ゆらゆらゆれる
    初恋のもどかしさ
    気まずく別れたの






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