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THE 虎舞竜「ロード」について
THE 虎舞竜の「ロード」は、1993年1月21日にリリースされた大ヒットしました。
実話を元にした楽曲: 突然の交通事故で恋人を失った男性の悲しみを歌った、実話に基づいた楽曲です。
1993年に有線放送で火がつき、再リリースされてから大ヒットしました。最終的に220万枚以上(インディーズ盤とTHE 虎舞竜盤の累計)を売り上げ、同年の年間シングルチャートで3位を記録しました。
この曲は、続編が多数制作されたことでも知られています。全部で15章にわたる壮大なシリーズとなっており、第3章までの累計売上は335万枚にも上ります。1996年には、この曲を元にした映画も制作されました。
もともと「THE TROUBLE」名義で1992年にシングル「こっぱみじんのRock'n Roll」のカップリング曲として発表されたのが最初です。その後、有線放送での評判を受けて、バンド名を「THE 虎舞竜」に改名し、改めてシングルとしてリリースされました。
歌詞は、恋人との何気ない幸せな日々が、ある日突然失われてしまうという悲劇を、「ちょうど一年前にこの道を通った夜…」というフレーズで描き出しています。特に「何でもないようなことが幸せだったと思う」というサビの歌詞は、多くの人々の心に響きました。
ロード
歌:THE 虎舞竜 詞:高橋ジョージ 曲:高橋ジョージ
ちょうど一年前に この道を通った夜
昨日の事のように 今はっきりと想い出す
大雪が降ったせいで 車は長い列さ
どこまでも続く 赤いテールランプが綺麗で
サイドシートの君は まるで子供のように
微笑を浮かべたまま 眠れる森の少女
ゆすって起こした俺を うらめしそうににらんで
俺の手を握り返し「愛が欲しい…」と言った
なんでもないような事が 幸せだったと思う
なんでもない夜のこと 二度とは戻れない夜
子供が出来たと君は 戸惑いながら話し
うつむき口を閉じて 深いため息を吐く
春が来るのを待って 二人で暮らそうかと
微笑む俺に泣きつき いつまでも抱き合ってた
なんでもないような事が 幸せだったと思う
なんでもない夜のこと 二度とは戻れない夜
冬も終わりに近づき 借りたての部屋の中
突然闇に落とした 悪夢のような電話
病室のベッドの上 まるで子供のように
微笑みを浮かべたまま 眠れる森の少女
ちょうど一年 前に この道を通った夜
あの時と同じように 雪がちらついている
なんでもないような事が 幸せだったと思う
なんでもない夜のこと 二度とは戻れない夜
なんでもないような事が 幸せだったと思う
なんでもない夜のこと 二度とは戻れない夜