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グレープ「縁切寺」について
グレープの「縁切寺」は、1976年にリリースされたフォークデュオ・グレープの楽曲で、鎌倉の東慶寺を舞台にした切ない別れの歌です。
かつて恋人と歩いた鎌倉の町を一人で訪れる主人公の回想から始まり、失恋の痛みと未練が静かに語られます。
縁切寺
歌:グレープ 詞:さだまさし 曲:さだまさし
今日鎌倉へ 行って来ました
二人で初めて歩いた町へ
今日のあの町は 人影少なく
想い出に 浸るには 十分過ぎて
源氏山から 北鎌倉へ
あの日とおなじ 道程で
たどりついたのは 縁切寺
ちょうどこの寺の 山門前で
きみは突然に泣き出して
お願いここだけは 止してあなたとの
糸がもし 切れたなら 生きてゆけない
あの日誰かに 頼んで撮った
一枚切りの 一緒の写真
収めに来ました 縁切寺
きみは今頃 幸せでしょうか
一度だけ町で見かけたけれど
紫陽花までは まだ間があるから
こっそりと 君の名を 呼ばせてください
人の縁とは 不思議なもので
そんなきみから 別れの言葉
あれから三年 縁切寺