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    グレープ「追伸」について

    グレープの「追伸」は、1974年にリリースされました。
    この曲は、秋の静かな情景の中で、恋人との別れを予感させるような切ない気持ちを描いています。撫子の花が咲いたこと、髪を切ったこと、白いベストを編んでいることなど、日常のささやかな出来事が、恋の終わりを静かに語っているように感じられます]。とても情緒豊かで、聴くたびに心に染みる曲です。



    歌:グレープ 詞:さだまさし 曲:さだまさし

    撫子(なでしこ)の花が咲きました
    芙蓉(ふよう)の花は枯れたけど
    あなたがとても無口になった秋に

    こわくて私聞けませんでした
    あなたの指の白い包帯
    上手に巻いてくれたのは誰でしょう

    風に頼んでも無駄ですか
    振り返るのは嫌いですか
    どこにもある様な事ですか
    私髪を切りました

    たとえば今日のあなたのこと
    他の人と楽しそうに笑ってた
    あなたの声が眩しくて 耳をふさぎました

    下手なくせにあなたの為に
    編みかけた白いベスト
    やはり夢でした ほどきはじめましょう

    あなたに借りた鴎外も
    読み終えていないのに
    最後のわがままです あなたの
    肩巾教えて下さい

    風に頼んでも無駄ですか
    振り返るのは嫌いですか
    どこにもある様な事ですか
    私髪を切りました






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