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久保田早紀「異邦人」について
「異邦人」は1979年に久保田早紀が発表したデビュー曲で、異国情緒あふれる旋律と幻想的な歌詞で大ヒットしました。オリコン週間1位を獲得し、年間ランキングでも2位に輝きました。
元々は「白い朝」というタイトルでしたが、インパクト不足とされ「異邦人」に改題されました。その後、三洋電機のカラーテレビ「くっきりタテ7」のCMソングにも起用され、知名度が急上昇しました。「異邦人」は久保田早紀が異国への憧れと孤独を幻想的に歌い上げた曲で、昭和のニューミュージックには欠かせない作品です。
異邦人
歌:久保田早紀/詞:久保田早紀/曲:久保田早紀
子供たちが空に向かい 両手をひろげ
鳥や雲や夢までも つかもうとしている
その姿は きのうまでの何も知らない私
あなたにこの指が 届くと信じていた
空と大地が ふれ合う彼方
過去からの旅人を 呼んでる道
あなたにとって私 ただの通りすがり
ちょっと ふり向いてみただけの異邦人
市場へ行く人の波に 身体を預け
石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう
祈りの声 ひずめの音 歌うようなざわめき
私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝
時間旅行が 心の傷を
なぜかしら埋めてゆく 不思議な道
サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き
あとは 哀しみを もて余す異邦人
あとは 哀しみを もて余す異邦人