MENU
ガロ「学生街の喫茶店」について
1972年6月20日にリリースされた「学生街の喫茶店」は、フォークソングでありながら、クラシック音楽の要素を取り入れた美しいメロディが特徴です。特に、イントロの幻想的な雰囲気と、優しく温かみのあるハーモニーは、多くのリスナーを魅了しました。
歌詞は、当時流行していたフォークソングのテーマである青春や学生生活をノスタルジックに描いています。喫茶店での何気ない日常や、そこから生まれる淡い恋模様が、多くの若者の共感を呼びました。
この曲は、リリースから間もなく大ヒットし、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得。ガロは一躍人気グループとなりました。
この曲の成功は、当時のフォークブームをさらに盛り上げるきっかけとなり、日本の音楽史に大きな足跡を残しました。現在でも、多くのアーティストにカバーされ、時代を超えて愛され続けている名曲です。
学生街の喫茶店
歌:ガロ 詞:山上路夫 曲:すぎやまこういち
君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかな この店の
片隅で聴いていた ボブ・ディラン
あの時の歌は聴こえない
人の姿も変わったよ
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
きみと
君とよくこの店に 来たものさ
訳もなくお茶を飲み 話したよ
窓の外 街路樹が美しい
ドアを開け君がくる 気がするよ
あの時は道に枯葉が
音も立てずに舞っていた
時は流れた
あの頃は愛だとは 知らないで
サヨナラも言わないで 別れたよ
きみと きみと…