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    かぐや姫「妹」について

    「妹」は、1974年にかぐや姫がリリースしたシングル曲です。「神田川」「赤ちょうちん」に続く“四畳半三部作”の最後の作品です。この曲は、妹の結婚を前にした兄の心情を描いていて、兄妹の絆や別れの切なさが込められています。
    この曲は、作詞の喜多條忠の実体験がもとになっています。両親を亡くした兄妹が支え合って生きてきた日々、そして妹が新しい人生へと旅立つ姿を、兄が優しく見守るような風景が浮かんできます。ギター弾き語り向きな曲です。



    歌:かぐや姫 詞:喜多条忠 曲:南こうせつ

    妹よ ふすま一枚 隔てて今
    小さな寝息を たててる妹よ

    お前は夜が 夜が明けると
    雪のような 花嫁衣裳を着るのか

    妹よ お前は 器量が悪いのだから
    俺はずい分 心配していたんだ

    あいつは俺の 友達だから
    たまには三人で 酒でも飲もうや

    妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり
    お前ひとりだけが 心のきがかり

    明朝(あした)お前が 出てゆく前に
    あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ

    妹よ あいつは とってもいい奴だから
    どんなことが あっても我慢しなさい

    そして どうしても どうしても
    どうしても だめだったら 帰っておいで 妹よ…






    Chord Diagram