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加藤和彦と北山修「あの素晴しい愛をもう一度」について
「あの素晴しい愛をもう一度」は、1971年にリリースされた加藤和彦と北山修による名曲で、日本のフォークソング史において特別な位置を占める作品です。作詞は北山修、作曲は加藤和彦。二人の感性が見事に融合したこの楽曲は、失われた愛への切なる願いと、時の流れによる心の変化を静かに描いています。
この曲は、もともと別のアーティスト(シモンズ)のために用意されたものでしたが、最終的に加藤と北山自身が歌うことになり、結果的に彼らの代表作となりました。
歌詞には、かつての愛の記憶と、それが失われたことへの痛みが繊細に表現されています。たとえば、「命かけてと誓った日から すてきな思い出 残してきたのに」 「あの時 同じ花を見て 美しいと言った 二人の心と心が 今はもう通わない」というフレーズは、聴く人の心に深く染み入るものがあります。
この曲は、時代を超えて多くのアーティストにカバーされ、学校の音楽教材にも採用されるなど、世代を超えて愛され続けています。
あの素晴しい愛をもう一度
歌:加藤和彦と北山修 詞:北山修 曲:加藤和彦
命かけてと 誓った日から
すてきな想い出 残してきたのに
あの時 同じ花を見て 美しいといった
二人の 心と心が 今はもうかよわない
あの素晴しい愛をもう一度
あの素晴しい愛をもう一度
赤とんぼの歌を 歌った空は
なんにも かわって いないけれど
あの時 ずっと夕焼を 追いかけて行った
二人の 心と心が 今はもうかよわない
あの素晴しい愛をもう一度
あの素晴しい愛をもう一 度
広い荒野に ぽつんといるよで
涙が 知らずに あふれてくるのさ
あの時 風が流れても かわらないといった
二人の 心と心が 今はもうかよわない
あの素晴しい愛をもう一度
あの素晴しい愛をもう一度