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    岡田奈々「青春の坂道」について

    「青春の坂道」は1976年に岡田奈々がリリースした4枚目のシングルです。
    月刊誌『明星』の歌詞公募から生まれた作品(原案から松本隆が作詞)で、青春の切なさと温もりを描いています。この曲は、岡田奈々が出演していたドラマ『俺たちの旅』第22話「少女はせつなく恋を知るのです」の劇中歌として使用されました。 ドラマ内では歌詞の一部が変更され、「きみ」が「あなた」に変わるなど、彼女が演じる真弓の一方的な恋心を表現するバージョンが使われました。また、同年の松竹映画『青春の構図』でも挿入歌として使用され、彼女がギターの弾き語りで歌うシーンがあります。


    青春の坂道
    歌:岡田奈々/詞:松本隆/曲:森田公一

    さみしくなると訪ねる 坂道の古本屋
    立ち読みをする君に 逢える気がして

    心がシュンとした日は 昔なら君がいて
    おどけては冗談で 笑わせてくれた

    青春は長い坂を 登るようです
    だれでも息を切らし 一人立ちどまる

    そんな時君の手の やさしさに包まれて
    気持よく泣けたなら しあわせでしょうね

    言葉に出せない愛も 心には通ってた
    同じ道もう一度 歩きませんか

    ペンキのはげたベンチに 手のひらをあててると
    君のいたぬくもりを 今も感じます

    青春は長い坂を 登るようです
    だれかの強い腕に しがみつきたいの

    君といた年月が 矢のように過ぎさって
    残された悲しみが しゃがみこんでます

    青春は長い坂を 登るようです
    だれにもたどりつける 先はわからない

    そんな時ほら君が なぐさめに駆けてくる
    しあわせの足音 が 背中に聞こえる






    Chord Diagram