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    岡林信康「流れ者」について

    「流れ者」(岡林信康)は、1969年3月5日発売のシングルで、日雇い労働者の現実と部落問題を背景に生まれた楽曲です。岡林自身が住宅建設現場で働いた経験から生まれた、初期フォークの核心にある社会派作品で、同時期の「チューリップのアップリケ」と並、岡林の原点を示す代表曲とされています。
    「流れ者」はの副題は、“飯場ブルース”です。飯場=“建設現場の簡易宿泊所”で働く日雇い労働者の生活を描いたもので、岡林はこの歌を「刹那的な歌だが、飯場の労働者をこんな刹那的にしているほうが悪いのではないか」と語っています。つまり、単なる労働者の嘆きではなく、彼らをそうせざるを得ない社会構造への批判が込められています。


    流れ者
    歌:岡林信康/詞:岡林信康・沢田福満/曲:岡林信康

    飯場 飯場と 渡ってく
    俺は 一生 流れ者

    流れ 流れて どこまでも
    明日を 知れない この俺さ

    工事終わった その日から
    俺も居ないさ この街に

    飯場 飯場と 渡ってく
    俺は 一生 流れ者

    流れ者でも ふれあう心
    すねた俺にも 恋はある

    どうせ出て行く この街なのに
    惚れた俺が 野暮なのさ

    たまらないほど 切なくて
    泣いて この身を くやんでも

    飯場 飯場と 渡ってく
    俺は 一生 流れ者

    暗い飯場の 片隅で
    一人呑みほす 茶わん酒

    せんべい布団に くるまった
    俺が見る夢 何の夢

    どこか似ている この街が
    思い出させる 故郷(ふるさと)の

    飯場 飯場と 渡ってく
    俺は 一生 流れ者
    俺は 一生 流れ者






    Fender - Gibson - Martin - Paul Reed Smith - Gretsch - YAMAHA - ESP
    Chord Diagram