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小椋佳「さらば青春」について
「さらば青春」は、小椋佳が1971年2月21日に発表したシングル「しおさいの詩」のB面に収録され、フォークの静けさと詩的な世界観が融合し、青春との別れを淡々と、しかし深く刻むような作品です。
「僕は呼びかけはしない」というフレーズは、過ぎ去るものに執着せず、静かに見送るという決意の表れで、自然の情景が淡々と並ぶ歌詞は、まるで詩集の一篇のようで、聴く者の心に静かな余韻を残します。
さらば青春
歌:小椋佳/詞:小椋佳/曲:小椋佳
僕は呼びかけはしない
遠くすぎ去るものに
僕は呼びかけはしない
かたわらを行くものさえ
見るがいい 黒い水が
抱き込むように 流れてく
少女よ 泣くのはお止め
風も木も川も土も
みんな みんな
たわむれの口笛を吹く
僕は呼びかけはしない
遠くすぎ去るものに
僕は呼びかけはしない
かたわらを行くものさえ
見るがいい 黒い犬が
えものさがして かけて行く
少女よ 泣くのはお止め
空も海も月も星も
みんな みんな
うつろな輝きだ