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大江千里「格好悪いふられ方」について
「格好悪いふられ方」は、大江千里が1991年にリリースした23枚目のシングルで、彼の代表曲のひとつです。TBS系ドラマ『結婚したい男たち』の主題歌として起用され、切ない失恋の情景をポップなメロディに乗せて描いたこの曲は、当時の若者たちの心に深く刺さりました。
作詞・作曲は大江千里自身が手がけ、編曲は大村雅朗。コーラスには渡辺美里が参加しており、90年代J-POPの黄金期を象徴するような豪華な布陣です。歌詞は「格好悪いふられ方 二度ときみに逢わない」と始まり、別れの痛みと未練をストレートに表現。大江千里らしい繊細な感情描写が光ります。
オリコンチャートでは初登場2位を記録し、最終的に50万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。この曲は、失恋の痛みを「格好悪い」と自嘲しながらも、どこか前向きに受け止めようとする姿勢が印象的で、今も多くの人の心に残る名曲です。
格好悪いふられ方
歌:大江千里 詞:大江千里 曲:大江千里
格好悪いふられ方 二度ときみに逢わない
大事なことはいつだって 別れて初めて気がついた
誰かの声が聞きたくて おもいつくままに電話した
ひとりで想う寂しさは 結婚しても同じだろう
きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
幸せかい 傷ついてるかい
あの日の夢を生きているかい
同じことをくりかえし 投げ出しそうになるきみを
言い争って背を向けた 街のすみで抱きしめる
足りないものを埋めあって 愛するなんてできないよ
ふられることに慣れるのさ 高い空見上げつぶやいた
きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
もしもきみに 逢わなければ
違う生き方ぼくは選んでいた
格好悪いふられ方 二度ときみに逢わない
大事なことはいつだって 別れて初めて気がついた
いろんな人を好きになり おそらくぼくは結婚する
いつかバッタリ出逢ったら 友達みたいに話せるさ
きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
もしもきみに 逢わなければ
違う生き方ぼくは選んでいた
きみが欲しい いまでも欲しい
きみの全てに泣きたくなる
幸せかい 傷ついてるかい
あの日の夢を生きているかい