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尾崎豊「街路樹」について
「街路樹」は、1988年9月1日発売のアルバム『街路樹』に収録されています。20代に入った尾崎が“孤独・再生・自己との対話”を描いた曲で、10代の反抗の歌とは異なる、静かで深い内省の世界が広がっています。
10代の頃の“外へ向かう叫び”から、内側へ潜る詩世界へ大きく転換した時期の作品で、ニューヨーク帰り、事務所移籍、精神的混乱、逮捕など、人生の激動期に制作された楽曲です。アルバム『街路樹』全体が“迷い・孤独・再生”をテーマにしています。
街路樹
歌:尾崎豊/詞:尾崎豊/曲:尾崎豊
踏み潰された空缶の前で 立ちつくしていた
俺は4時間も地下鉄の 風に吹き上げられてた
昨夜(ゆうべ)見た夢の 続きを見ていた
甘えるのが下手な 優しさに似た Rock'n'Roll
誰ひとり抱きしめられず 歌ってる
Oh・・・ 答えておくれよ これは愛なのか
Oh・・・ 運命のいたずらと 泣けるかな
別々の答えが 同じに見えただけ
Oh・・・ 過ちも正しさも 裁かれる
足音に 降りそそぐ心もよう
つかまえて 街路樹たちの歌を
最後まで 愛ささやいている
壁の上 二人 影ならべて
随分二人の仲も 知れた頃だった
おまえはドアを蹴り開けて 毎日と尋ねた
考えちゃだめさ 答えてごらんよ
街角の紙くずの上 YESとNOを重ねた
積まれたタイヤの上で 夢中になった
Oh・・・ 聞こえているなら 答えておくれ
Oh・・・ その意味は激しく 降り続く
心偽れずに 思い出すことさえも
やがて僕の心を 洗うだろう
足音に 降りそそぐ心もよう
つかまえて 街路樹たちの歌を
見えるだろう 降りそそぐ雨たちは
ずぶ濡れで 夢抱きしめている君さ
足音に 降りそそぐ心もよう
つかまえて 街路樹たちの歌を
最後まで 愛ささやいている
壁の上 二人 影ならべて