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尾崎豊「COLD WIND」について
「COLD WIND」(尾崎豊)は、1988年9月1日リリースのアルバム『街路樹』に収録された、“心の奥に吹きつける冷たい風=孤独・不安・影”を描いた、尾崎豊の中期を象徴するダークで内省的なロックです。『街路樹』の中でも特に“影(Shadow)”のテーマが強く表れた楽曲です。
この曲は、「“冷たい風”は外の風ではなく“心の風”」「誰にも言えない痛み」「愛や希望に向かう前の“暗い底”」などを描いており、《心の奥に吹く“冷たい風”=影》がテーマです。
COLD WIND
歌:尾崎豊/詞:尾崎豊/曲:尾崎豊
風のうわさも あてにならないさと
冷たい街に吹き出す 熱の中まぎれ込む
空を見上げて 今日のにおいをかぐ
遠くを見つめると 泣き出してしまいそう
風の止む所で 始まりを待ってる
いつもの顔ぶれが 口々にいう
今日の COLD WIND
色んなものを売りつけられる通りでは
サギ師と音楽に チップインする
ヤッピーにまぎれこんだ 旅人は
瞳の中 捜してた
流れる道の上では 光と闇と時を示す
暮らしは路上にたわむれ 石の中うめこまれてる
アスファルトのキラキラを 追いかけてゆく午前0時
恋人が口づけする あいかわらずの
今日の COLD WIND
地下鉄の扉が 開くたびの痛みに
タフになれと 今日の COLD WIND
神様を信じるから
なんだか ひとつ ひとつに祈りたくなる
ごらん ひとつ ひとつは
あんたや 俺の事みたいだろ
信じろと言ったり 信じるなと言ったり
すれちがいざま たずねる 理由(わけ)もないのに
今日の COLD WIND
酒場の前のナイフ おしやべりにふかすタバコ
落ち着かない連中が 吹かれているよ
今日の COLD WIND