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NSP「青い涙の味がする」について
「青い涙の味がする」(NSP)は、1979年6月21日発売のシングルで、“別れの痛みを、色と味の感覚で描いた”遠いふるさとと、そこに残してきた恋や記憶を振り返る楽曲です。タイトルの「・・・味がする」という言い方が、記憶や感情を五感でとらえ直しているようで、とてもNSPらしい詩であると感じさせます。
青い涙の味がする
歌:NSP/詞:天野滋/曲:天野滋
すすきが揺れる 遠いふるさとの町に
忘れた物を捜しに来たんだ
ホームに足を降ろしただけでこうばしい
青い涙の味がする
仲間を呼んで騒いだ
酒など飲んで歌った
そしていまは みんなちりぢり
青春なんて言葉を 手のひらで握り潰してた
あの頃の僕たちさ
黙っていても ひとつずつ年をとってく
体の中は思い出だらけ
久し振りに ふと合わせたアイツの顔が
可笑(おか)しいくらい老けていた
握手をしてもダメさ
頭を下げても無駄さ
心の距離を感じてしまう
青春なんて文字が 心の隅をつつく
傷口をまたつつく
慰めあった人も
別れを惜しんだ人も
今となっては みんなちりぢり
青春なんて言葉の意味さえわからずに
あの頃は生きていた
青春なんて言葉を 手のひらで握り潰してた
あの頃の僕たちさ