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NSP「潮騒のホテル」について
「潮騒のホテル」(NSP)は、1981年9月21日発売のシングルで、“大人の男女の危うい関係”を描いた、NSP後期の異色作です。叙情フォークのイメージが強いNSPの中では珍しく、男女の心理の綾・不安・欲望・優しさのすきまを真正面から描いた作品です。
いかにも天野滋らしい、「具体的な場所の情景」を軸にした回想型のラブソングで、風景描写と感情がきれいに重なっていくタイプの歌です。
潮騒のホテル
歌:NSP/詞:天野滋/曲:天野滋
潮騒が聞こえる 海辺のホテルは
季節はずれで 人影もない
男と女が 安らぎさがして
たどり着いたら どうなる
満たされていた日々 思い違いの日々
信じる中にも 不安がつのる
男も女も 危険を承知で
それでも 愛を囁く
ひとつになれれば ひとつが幸せ
ひとつになりたい 体と体
抱きしめたいけど 抱きしめられない
抱きしめたときに 心と心
投げやりな言葉で 傷つけるときでも
その陰に隠れた 真実がある
男と女の すきまを埋める
やさしさだけで いいのに
ひとつになれれば ひとつが幸せ
ひとつになりたい 体と体
抱きしめたいけど 抱きしめられない
抱きしめたときに 心と心
潮騒のホテルは 冬を待つホテルさ
これから先は どうなる