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NSP「雨は似合わない」について
「雨は似合わない」(NSP)は、1974年12月10日発売のシングルで、“冬のモノトーンの情景と、失恋の痛みを淡々と描く叙情フォーク”です。
この曲は、“冬の冷たさの中で、過去の恋を思い出す青年の独白”で、「さようなら」「夕暮れ時はさびしそう」と並び、季節と恋の痛みを結びつけるNSPのスタイルを確立した曲です。冬景色の描写と、ちょっと自嘲気味な一人語りが合わさって、いかにも天野滋らしい“照れくさい本音”がにじむ作品です。
雨は似合わない
歌:NSP/詞:天野滋/曲:天野滋
頭の中をぐるぐると いろんなことがかけまわる
ちいさい時叱られたこと 仲間はずれにされたこと
そんなことまで思い出し フフンとにやけてみせる
鏡の中の自分にネ 涙がこぼれているのに
冬(冬)だから(冬だから)
雨は似合わない(似合わない)
冬(冬)だから(冬だから)君を思い出す
一つのマフラー二人でしてネ 君のポケットで僕の手を
あたためてくれた君に お礼のひとことを 今
水たまりをはねかえし 白いソックスは泥だらけ
君がころべばいいなとネ 僕は冗談に言ったっけ
冬(冬)だから(冬だから)
雨は似合わない(似合わない)
冬(冬)だから(冬だから)白と黒の街
たとえばタバコを吸ってみる ひとりで映画をみたくなる
君はさびしくないのかい 僕は死んでしまいそう
おでこと おでこくっつけて また話がしたい
それからそっとキスをする それから長いキスをする
冬(冬)だから(冬だから)
雨は似合わない(似合わない)
冬(冬)だから(冬だから)さよなら思い出す
冬(冬)だから(冬だから)
寒いのはしょうがない(しょうがない)
冬(冬)だから(冬だから)君を思い出す
冬(冬)だから(冬だから)
雨は似合わない(似合わない)
冬(冬)だから(冬だから)君はもういない