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NSP「春はもうすぐ」について
「春はもうすぐ」(NSP)は、1974年9月25日発売のアルバム『NSPⅢ ひとやすみ』に収録されている楽曲で、“冬の閉塞感の中で、春=恋の予感を待つ青年の独白”を描いた初期NSPの叙情フォークです。冬→春への季節の移行を、恋心の芽生えと重ねる構造が非常に美しい作品です。
春はもうすぐ
歌:NSP/詞:天野滋/曲:天野滋
夏は暑かったなって思ってるまに
たいくつな秋はもうとっくにすぎて
いつのまにかボクの部屋にも
冬がしのび足で入ってきそう
冬は外にでるのがおっくうで
本をめくっているのです
春はまだか まだかと思いながら
本をめくっているのです
春はもうすぐ 春はすぐそこ
春はもうすぐ 春はすぐそこ
やっぱしボクは冬がきらいで
のんびり部屋にとじこもっていると
女の子のことばかり考えてしまって
ひとりで赤くなっている
冬は道路が凍ってすべるので
部屋を出ずにいるのです
春はまだか まだかと思いながら
部屋を出ずにいるのです
春はもうすぐ 春はすぐそこ
春はもうすぐ 春はすぐそこ
冬の間に用意をしてさ
春になったら出かける用意をネ
どこという訳じゃないけれど
行くのはきまってあの娘(こ)の家の前
冬は寒くて風邪ひきそうで
部屋にとじこもっているのです
春は遅い 遅いと思いながら
本をめくっているのです
春はもうすぐ 春はすぐそこ
春はもうすぐ 春はすぐそこ