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    スピッツの「空も飛べるはず」について

    この楽曲は、1994年4月25日に発売されたスピッツの8枚目のシングルであり、彼らの代表曲の一つです。
    当初は別のテレビドラマのために書き下ろされましたが、タイアップには至りませんでした。しかし、1996年に放送されたフジテレビ系ドラマ『白線流し』の主題歌として起用されたことで広く知られるようになり、大ヒットを記録しました。このドラマとの出会いが、曲の運命を大きく変えたと言えるでしょう。
    歌詞は、爽やかで優しいメロディーとは裏腹に、どこか切ない雰囲気を持っています。 「幼い微熱を下げられないまま」「神様の影を恐れて隠したナイフが似合わない僕」といったフレーズは、社会にうまく適合できない主人公の葛藤や未熟さを表現していると解釈されています。
    そんな主人公が、「君」との出会いによって救われ、新しい世界へ踏み出す希望を見出す様子が描かれています。
    「ゴミできらめく世界が僕たちを拒んでも、ずっとそばで笑っていてほしい」というフレーズは、たとえ世界から受け入れられなくても、愛する人と一緒なら自由に生きていける、という力強いメッセージを伝えています。
    曲のタイトルである「空も飛べるはず」は、希望や解放感を象徴しており、卒業式や新たな旅立ちのシーンで歌われることも多いです。
    このように、「空も飛べるはず」は、ドラマとのタイアップによって国民的なヒット曲となり、その普遍的なメッセージと美しいメロディーによって、今もなお多くの人々に愛され続けています。


    「空も飛べるはず」
    歌:スピッツ 詞:草野正宗 曲:草野正宗

    幼い微熱を 下げられないまま 神様の影を恐れて
    隠したナイフが 似合わない僕を おどけた歌でなぐさめた
    色褪せながら ひび割れながら 輝 くすべを求めて

    君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
    きっと今は自由 に空も飛べるはず
    夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
    ずっとそばで笑って いてほしい

    切り札にしてた 見えすいた嘘は 満月の夜にやぶいた
    はかなく揺れる 髪のにおいで 深い眠りか ら覚めて

    君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
    きっと今は自由 に空も飛べるはず
    ゴミできらめく世界が 僕たちを拒んでも
    ずっとそばで笑って いてほしい

    君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
    きっと今は自由 に空も飛べるはず
    夢を濡らした涙が 海原へ流れたら
    ずっとそばで笑って いてほしい






    Chord Diagram