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石原裕次郎「北の旅人」について
「北の旅人」は、1987年8月10日に発売された“裕次郎の遺作シングル”として知られ、オリコン週間1位を獲得し、累計125万枚を売り上げたヒット曲で、北海道を舞台にした哀愁の旅情歌が特徴です。
1987年2月、裕次郎がハワイ・オアフ島のドルフィンスタジオで録音した楽曲のひとつです。同時期に「わが人生に悔いなし」「俺の人生」なども録音され、これらが生前最後のレコーディングとなりました。
歌詞には北海道の地名(釧路、函館、小樽)が次々と登場し、失った恋人を探して北をさすらう男の物語です。「泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ」「空でちぎれる あの汽笛さえ」「夜の小樽は 雪が肩に舞う」等、北海道の寒さ・孤独感が表現されています。
北の旅人
歌:石原裕次郎/詞:山口洋子/曲:弦哲也
たどりついたら 岬のはずれ
赤い灯がつく ぽつりとひとつ
いまでもあなたを 待ってると
いとしい おまえの 呼ぶ声が
俺の背中で 潮風(かぜ)になる
夜の釧路は 雨になるだろう
ふるい酒場で 噂をきいた
窓のむこうは 木枯しまじり
半年まえまで 居たという
泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ
どこへ去(い)ったか 細い影
夜の函館 霧がつらすぎる
空でちぎれる あの汽笛さえ
泣いて別れる さい果て港
いちどはこの手に 抱きしめて
泣かせてやりたい 思いきり
消えぬ面影 たずね人
夜の小樽は 雪が肩に舞う