MENU
伊藤咲子「木枯しの二人」について
「木枯しの二人」(伊藤咲子)は、1974年12月1日発売の3枚目のシングルです。“冬の失恋”を描いた作品で、「ひまわり娘」に続く、本人最大のヒットのひとつとして知られています。オリコン週間5位、1975年の年間チャートでも上位に入っています。
タイトルの「木枯し」は、二人を取り巻く厳しい現実や孤独の象徴で、その中で“二人だけの小さなぬくもり”を守ろうとする歌と言えます。
木枯しの二人
歌:伊藤咲子/詞:阿久悠/曲:三木たかし
もっと強く 抱きしめてよ 奪われないように
固く固く 折れるほどに その手で抱きしめて
家を出たふたりを 木枯しが追いかけ
わかすぎる恋だと 悲しみをあたえる
誰もみな そ知らぬ 顔をして行きすぎ
あたたかい くちづけ それだけがたよりよ
灰色の空の下 粉雪をあびながら
愛と愛で結び合った あなたと私
もっと強く 抱きしめてよ 奪われないように
固く固く 折れるほどに その手で抱きしめて
噴水もこごえる 公 園の片すみ
あのひとのマントに くるまってふるえる
もうすべてあなたに 捧げてもいいのと
胸の音 ききながら 涙ぐむ私よ
雪どけを待つように 許されぬ初恋を
愛と愛とで誓い合って その日を待つの
もっと強く 抱きしめてよ 奪われないように
固く固く 折れるほどに その手で抱きしめて