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    井上陽水「白い一日」について

    「白い一日」は、井上陽水が1973年に発表したアルバム『氷の世界』に収録された楽曲で、作詞:小椋佳、作曲:井上陽水によるコラボレーション作品です。静かで詩的な世界観が特徴で、陽水のメロディと小椋佳の文学的な詞が見事に融合しています。


    白い一日
    歌:井上陽水 詞:小椋佳 曲:井上陽水

    まっ白な陶磁器を ながめては飽きもせず
    かと、言って触れもせず そんなふうに君のまわりで
    僕の一日が 過ぎてゆく

    目の前の紙くずは 古くさい手紙だし
    自分でもおかしいし やぶりすてて寝ころがれば
    僕の一日が 過ぎてゆく

    ある日、踏切りの向こうに君がいて
    通り過ぎる汽車を待つ
    遮断機が上り、ふり向いた君は
    もう大人の顔をしてるだろう

    この腕をさしのべて、その肩を抱きしめて
    ありふれた幸せに もちこめればいいのだけれど
    今日も一日が 過ぎてゆく






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