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井上陽水「夢の中へ」について
「夢の中へ」は、1973年にリリースされた彼の初期の代表曲であり、日本のフォーク/ニューミュージック史に残る名曲です。軽快なリズムと哲学的な歌詞が融合したこの楽曲は、陽水らしいユーモアと深みが同居する不思議な魅力を放っています。
「探しものは何ですか?」という印象的なフレーズから始まり、日常の中で何かを探し続ける人々への問いかけが続きます。 「それより僕と踊りませんか?」という誘いは、現実から少し離れて“夢の中”へと足を踏み入れることを提案しているようにも感じられます。この曲は、探すことの意味や人生の余白を考えさせる哲学的なメッセージを含みながらも、ポップで親しみやすいメロディで包まれています。
「夢の中へ」は斉藤由貴など多くのアーティストにカバーされ、時代を超えて愛され続けています。2017年にはテッド・ジェンセンによるリマスター版もリリースされ、日本テレビ系ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』のオープニング曲として再び注目を集めました。
夢の中へ
歌:井上陽水 詞:井上陽水 曲:井上陽水
探しものは何ですか?
見つけにくいものですか?
カバンの中もつくえの中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?
ウウウ… さあ
休む事も許されず
笑う事は止められて
はいつくばってはいつくばって
いったい何を探しているのか
探すのをやめた時
見つかる事もよくある話で
踊りましょう夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?
ウウウ… さあ
探しものは何ですか?
まだまだ探す気ですか?
夢の中へ夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?
ウウウ… さあ
ウウウ… さあ