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井上陽水「傘がない」について
「傘がない」は、1972年5月1日発売の井上陽水デビューアルバム『断絶』に収録されている、個人の恋愛感情と社会問題の“ズレ”を鋭く描いた楽曲です。「都会では自殺する若者が増えている」という社会ニュースと、“でも今は君に会いに行きたいのに傘がない”という個人的な欲望の対比が、1970年代の“シラケ世代”の心情を象徴する作品として語り継がれています。
傘がない
歌:井上陽水/詞:井上陽水/曲:井上陽水
都会では自殺する若者が増えている
今朝来た新聞の片隅に書いていた
だけども問題は今日の雨 傘がない
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の街に行かなくちゃ 雨にぬれ
つめたい雨が今日は心に浸みる
君の事以外は考えられなくなる
それはいい事だろう?
テレビでは我が国の将来の問題を
誰かが深刻な顔をしてしゃべってる
だけども問題は今日の雨 傘がない
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の家に行かなくちゃ 雨にぬれ
つめたい雨が僕の目の中に降る
君の事以外は何も見えなくなる
それはいい事だろう?
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の街に行かなくちゃ 雨にぬれ
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の家に行かなくちゃ 雨の中を
行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
雨にぬれて行かなくちゃ 傘がない