「標準Ver.」はこちら

       
    MENU


    あべ静江「みずいろの手紙」について

    「みずいろの手紙」は、1973年にリリースされた彼女の2枚目のシングルで、昭和歌謡の名曲として今も多くの人に愛されています。繊細で切ない歌詞の「お元気ですか? そして今でも愛していると、言って下さいますか?」という冒頭のセリフが印象的で、別れた恋人への淡い想いを綴った、手紙のような歌詞が心に響き、彼女の透明感ある歌声 女優としても活躍していた彼女の清楚なイメージと、柔らかく澄んだ歌声がこの曲の世界観にぴったりです。
    1974年の第25回NHK紅白歌合戦に初出場した際、冒頭のセリフを「全国の皆様、お元気ですか? そして今年も紅組が勝つと、言って下さいますね?」とアレンジして歌ったというエピソードもあります。
    彼女は当初この曲の歌詞に抵抗を感じていたそうですが、観客の涙に触れたことで「これはもう私の歌ではなく、聴いてくれる人の思い出とつながっている」と気づき、素直に歌えるようになったと語っています。


    みずいろの手紙
    歌:あべ静江/詞:阿久悠/曲:三木たかし

    お元気ですか そして今でも
    愛していると 言って下さいますか

    みずいろは涙いろ そんな便箋に
    泣きそうな心を たくします
    あれこれと 楽しげなことを書きならべ
    さびしさをまぎらす わたしです

    逢えなくなって二月
    過ぎてなおさらつのる恋心
    手紙読んだら 少しでいいから
    私のもとへ来て下さい

    みずいろは涙いろ それを知りながら
    あなたへの手紙を 書いてます
    誰からも 恋をしているとからかわれ
    それだけがうれしい わたしです

    愛していると言われた
    時がだんだん遠くなるみたい
    手紙読んだら 少しでいいから
    私のもとへ来て下さい
    私のもとへ来て下さい







    Chord Diagram