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    あべ静江「コーヒーショップで」について

    あべ静江「コーヒーショップで」は、1973年5月25日にリリースされた彼女のデビューシングルであり、昭和歌謡の中でも特にノスタルジックな魅力を放つ名曲です。作詞は阿久悠、作曲は三木たかし、編曲は馬飼野俊一という豪華な布陣で制作されました。
    この曲は、昭和の喫茶店文化と青春の記憶を優しく包み込むような作品です。彼女の柔らかく澄んだ歌声が、まるでコーヒーの香りのように心に残ります。


    コーヒーショップで
    歌:あべ静江 詞:阿久悠 曲:三木たかし

    古くから学生の街だった
    数々の青春を知っていた
    城跡の石段に 腰おろし本を読み
    涙する人もいた

    そんな話をしてくれる コーヒーショップの
    マスターも 今はフォークのギターをひいて
    時の流れをみつめてる

    服装や髪型が かわっても
    若いこはいつの日もいいものだ
    人生の悲しみや 愛のことうち明けて
    誰もみな旅立った

    そんな話をしてくれる コーヒーショップの
    マスターのかれた似顔絵 私は描いて
    なぜか心を安めてる






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