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荒井由実「翳りゆく部屋」について
「翳りゆく部屋」(ユーミン)は、1976年3月5日リリースのシングルで、ユーミン作品の中でも“最も重く、最も美しい失恋歌”として特別な位置を占める楽曲です。パイプオルガンの荘厳な響きと、夕陽・宵闇・沈む街といった情景が、愛の終焉の不可逆性(=運命)を象徴する構造で描かれています。
この曲のリリース後、同年秋に松任谷正隆氏と結婚し名義を「松任谷由実」へ変更しました。シンガーソングライターとして鮮烈なデビューを果たした“荒井由実”の集大成ともいえるポジションの楽曲です。
翳りゆく部屋
歌:荒井由実/詞:荒井由実/曲:荒井由実
窓辺に置いた椅子にもたれ
あなたは夕陽見てた
なげやりな別れの気配を
横顔に漂わせ
二人の言葉はあてもなく
過ぎた日々をさまよう
ふりむけばドアの隙間から
宵 闇がしのび込む
どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも
ランプを灯せば街は沈み
窓には部屋が映る
冷たい壁に耳をあてて
靴音を追いかけた
どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも
どんな運命が愛を遠ざけたの
輝きはもどらない
わたしが今死んでも