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アリス「秋止符」について
アリスの「秋止符」は、1979年12月20日にリリースされた曲で、彼らの17枚目のシングルです]。もともとはアルバム『ALICE VII』に収録されていた楽曲ですが、ファンの間で人気が高く、後にシングルとして発売されました。
オリコンでは最高4位を記録し、累計で50万枚以上を売り上げました。また、TBSのドラマ『3年B組金八先生』でもBGMとして使用されていたことがあります。秋の物悲しさや恋の終わりをテーマにしていて、しっとりとしたメロディが心に染みる一曲です。
秋止符
歌:アリス 詞:谷村新司 曲:堀内孝雄
左ききのあなたの手紙
右手でなぞって真似てみる
いくら書いても埋めつくせない
白紙の行がそこにある
友情なんて呼べるほど
綺麗事で済むような
男と女じゃないことなど
うすうす感じていたけれど
あの夏の日がなかったら
楽しい日々が続いたのに
今年の秋はいつもの秋より
長くなりそうな そんな気がして
夢を両手に都会(まち)に出て
何も掴めず帰るけど
やさしさの扉を開ける鍵は
眠れない夜がそっと教えた
心も体も開きあい
それから始まるものがある
それを愛とは言わないけれど
それを愛とは言えないけれど
あの夏の日がなかったら
楽しい日々が続いたのに
今年の秋はいつもの秋より
長くなりそうな そんな気がして
春の嵐が来る前に
暖かい風が吹く前に
重いコートは脱ぎすてなければ
歩けないような そんな気がして