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アリス「遠くで汽笛を聞きながら」について
「遠くで汽笛を聞きながら」は、1976年にリリースされたフォークグループ・アリスの代表的なバラードで、谷村新司が作詞、堀内孝雄が作曲を手がけた作品です。
「遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で」この印象的なフレーズは、過去の苦悩や孤独を象徴しながらも、前に進もうとする主人公の心情を描いています。 恋人との別れ、夢の喪失、そして自分自身への誓いが、静かで力強く語られるのがこの曲の魅力です。
ただの失恋ソングではなく「生きることの痛みと希望」を静かに語りかけてくるような作品です。夜にひとりで聴くと、心の奥にある感情がそっと浮かび上がってくるような気がするのではないでしょうか。
遠くで汽笛を聞きながら
歌:アリス 詞:谷村新司 曲:堀内孝雄
悩みつづけた日々が まるで嘘のように
忘れられる時が 来るまで心を閉じたまま
暮ら してゆこう 遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかったこの街で
俺を見捨てた女(ひと)を 恨んで生きるより
幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を
さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかったこの街で
せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして
自分の言葉に嘘は つくまい人を裏切るまい
生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら
何もいいことが なかったこの街で