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長渕剛の「黒いマントと真っ赤なリンゴ」について
黒いマントと真っ赤なリンゴ」は、2024年にリリースされました。
この曲は、同年5月にリリースされたアルバム『BLOOD』の先行シングルとして発表され、SNSが普及した現代社会の闇や、それに立ち向かう強い意志を歌っています。
歌詞には「黒いマントを破りすて」「真っ赤なリンゴにかぶりつき」「舌のもつれた常識に真っ赤なリンゴを投げつけた」といった象徴的な言葉が使われており、世間の風潮や誹謗中傷、きれいごとばかりの社会にNOを突きつけ、自分自身の信念を貫く姿勢が描かれています。
ミュージックビデオでは、彼がりんごをかぶるなど、コミカルな振りをバンドメンバーと披露し、話題となりました。
「黒いマント」が社会から身を守るためにまとった孤独や悲しみ、「真っ赤なリンゴ」が純粋な心や真実を象徴していると解釈され、多くのリスナーの心に響く力強いメッセージが込められています。
彼らしい、熱く、力強い歌声と、現代社会への鋭い視点が込められた一曲として、多くの人々の関心を集めました。
「黒いマントと真っ赤なリンゴ」
歌:長渕剛 詞:長渕剛 曲:長渕剛
太陽と空っ風が 音も立てず沈んでった
夜の闇を切り裂く 置いてけぼりの孤独
俺はひしゃげた体
お前のそばに すり寄せた
力の無い正義に 打ち負かされて
きれいごとばっか 寂しさを呪ってきた
みすぼらしい背中
世間に見切りをつけた
黒いマントを破りすて
真っ赤なリンゴにかぶりつき そして
舌のもつれた常識に真っ赤なリンゴを投げつけた
投げつけられた そのリンゴは
踏み潰されて 転がった
真っ赤なリンゴは誰のもの
赤いリンゴは誰のもの
取り返しのつかない 決断の時が来たんだ
後悔の涙なんて 取っ払ってしまうんだ
あやしげな道しるべ
あやしげな誘い水
むごたらしすぎる 裏切りの雨
純粋の水面に 一滴落ちる時
ひたむきな背中
世間に見切りをつけて
黒いマントを破りすて
真っ赤なリンゴにかぶりつき そして
舌のもつれた常識に
真っ赤なリンゴを投げつけた
投げつけられた そのリンゴは
踏み潰されて 転がった
真っ赤なリンゴは誰のもの
赤いリンゴは誰のもの