坂の途中の病院
歌:森山直太朗/詞:森山直太朗・御徒町凧/曲:森山直太朗・御徒町凧
Original Key:G / Capo:0 / Play:G
G
/ A7
/ C
/ G
/ G
/ A7
/ C
/ G
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G
/ A7
/ C
/ G
/ G
/ A7
/ C
/ G
/
G
坂の途中の病院の患者さんは
A7
主に夏の亡霊たち
A7 C
彼らは慢性のアトピーを治すために
C
/ G
/
ニンニクの首飾りをして
G
月のカケラの靴を履いている
A7
早起きが苦手な彼らは
A7
診察の日は機嫌が悪い
C
G
(この病院の診察時間は朝の九時までなのだ!)
G
/ A7
/ C
/ G
/ G
/ A7
/ C
/ G
/
G
坂の途中の病院の院長先生は
A7
白衣の似合う初老の紳士
A7
彼はギャンブルとアンチョビには目がなくて
C
G
聴診器の中にラジオを仕込んでいる
G
薬の調合をダーツで決めて
A7
天気が悪いと嘘の診察をする
A7
だけどこの辺りには他の病院がないから
C
坂の途中の病院は今日も大忙し
G
院長先生は去年のクリスマスに
G
三台目のキャデラックを購入した
G
/ A7
/ C
/ G
/ G
/ A7
/ C
/ G
/
G
坂の途中の病院の起こった
G
幾つかの忌まわしき出来事
A7
その話題に触れた者はたとえ誰であろうと
C
始めからこの世に いなかったことにされてしまう
C
G
総理大臣だろうと掃除のおばちゃんだろうと
G
そこに区別は存在しなくって
G
ある意味で平等だと言えることが
A7
坂の途中の病院らしさでもあるから不思議
A7
今夜も捨てられた猫が
C
どこからともなく集まってくる
C
眠れないほどの鳴き声なのに
G
「鳴き声で眠れない」なんて
G
G→
苦情を言う人間(ひと)は誰一人いないんだってさ
G
/ A7
/ C
/ G
/ G
/ A7
/ C
/ G
/
G
坂の途中の病院は良心的で有名
A7
看護婦さんたちはとっても丁寧で
C
忘れ物をしたって真夜中だって
G
家まで届けてくれる
G
子供の飛ばした鼻糞だって
G
届けてしまうこともあるくらい
A7
水道水と部屋の温度は
A7
いつでも患者さんの体温と 同じにしてあって
C
あんまり長い間そこにいると
G
自分の存在さえ忘れてしまうくらいなんだ
G
/ A7
/ C
/ G
/ G
/ A7
/ C
/ G
/
G
坂の途中の病院にまつわる四つの噂
A7
一つ目の噂は 二つ目の噂が真実だってこと
C
二つ目の噂は 三つ目の噂が出鱈目だってこと
G
三つ目の噂は 四つ目の噂が本当は五つ目の噂だってこと
G
A7
四つ目の噂は 一つ目の噂が気紛れだってこと
C
G
坂の途中の病院は今日も大忙し
G
待合室に漂っている
G
バニラビーンズの香りは
A7 C
昔、行方不明になった友達が住んでいた
C
/ G
/
ボロアパートの匂いによく似ている
G
診察待ちの列に紛れ込んだ羊たちの群れが
A7
そこをいつまでもいつまでも
C
来る日も明くる日も
G
楽園だと思い込んでいる
G
A7 /
C
/ G
/
飽きもせず定期健診
G
A7 /
C
/ G
/
飽きもせず定期健診
G
A7 /
C
/ G
/
飽きもせず定期健診
G
A7 /
C
/ G
/
飽きもせず定期健診
G
A7 /
C
/ G
/
飽きもせず定期健診
G
A7 /
C
/ G
/
飽きもせず定期健診…
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