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　　Em　　　　B7　　　　　Em
ひと夜降り続いた　静かな雨が
　　E　　　　　 Am　　　Em　B7　　Em
夜明けに　季節はずれの沫雪にかわった

Em　　　　　B7　　　　　　Em
瓦屋根に落ちて　すぐに溶ける
E　　　 Am　　　　Em　　B7　Em
儚い白い雪に　手を伸ばしてみる

　G　　 D　　 C　　 D7 G
※薄ら陽と　空のはざまを舞い
　　Em　C　　　　 B7
　束の間だけを　ささやかに生きた
　　Em　D
　あの沫雪のように
　　Em　　D
　あゝあの人の愛も
　Em　　　　D
　春を待ちきれないまま
　Em　Bm　　Em
　流れていった※

　Em　　　　B7　　　　　　Em
愛を語り過ぎた　朝にやってくる
　E　　　　 Am　　　　Em　B7　　Em
虚ろな静けさの中で　愛した人は遠い

　Em　　　　B7　　　　　Em
想い出と呼べるものがひとつ
　E　　　 Am　　　　Em　B7　　Em
一本の小さな棘が　胸に刺ったまま

（※印くりかえし）

　Em　D
あの沫雪のように
　Em　　D
あゝあの人の愛も
Em　　　　D
春を待ちきれないまま
Em　Bm　　Em
流れていった

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