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G　　　　　　　 Em
ぽつんと光る　ライトの中で
　C　　 　　　D7
愚痴や氷の　音にまじって
　　G　　 B7　　　Em　　C
あいつは自分に　唄っていた
　G　　 D　　　 C
ひとり背中　丸めて

G　　　　　　　　 Em
その日暮らしの　歌い手稼業
　C　　　 　　　D7
それもどこか　淋しいもんさと
　　G　 B7　　　Em　　　C
あいつは僕に　笑ってみせた
　　G　　　 D　　　 C
タバコのけむる　店の隅で

C　　　 D　 　Bm　　　　Em
あの日の歌が　忘れられない
　C　　　 D7　　　　　G
「昨日」という名の　あいつの悲しみ
C　 D　 　Bm　　　Em
遠く近く　やるせなく
C　　 　D　　　 C　 G
もう聞こえない　心の唄

G　　　　　　　　 Em
はやりの歌が　あふれる街で
C　　 　　　　　D7
店をやめたと　誰かに聞いた
　G　　 B7　　　Em　　　C
流れる月日に　街も変わって
　G　　　 D　　 C
思い出だけが　心の中に

C　　　 D　　 　Bm　　　Em
早過ぎる秋より　遅い足どり
C　 D7　　G
心に一番　近いところで
C　　 D　 　　　Bm　　　　Em
生きてゆくより　しょうがない
C　　 　D　　　 C　　　　 G
変わらぬものが　欲しい秋です

C　　 D　 　Bm　　　Em
冷たい水で　顔を洗って
C　　 D7　　　　　G
明日も歩くだろう　吹く風の中
C　 D　 　Bm　　　　Em
遠く近く　聞こえてくる
C　　 　D　　　 C　 G
あいつが唄った　心の唄

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