カモメ
歌：長渕剛/詞：長渕剛/曲：長渕剛
Original Key：A / Capo：2 / Play：G
G
/ G /
G / G
/ C /
C / G
/ G /
D / C
/ G /
G /
G
G
浪江の街の請戸の港 カモメの群れが飛んでる
C
G
秋のコスモスが咲いて 子供たちがはしゃいでる
D
C
G
請戸の海から魚たちも 川を上ってしぶきをあげてる
G
G
浪江の街の立野の丘に 牛たちの群れが生きてる
C
G
立ち並ぶ朝の牛舎から 生き物の匂いがあふれてる
D
C
G
男たちは藁を運び 毎日牛たちの背中をさすってる
G
G
だけど全てが消えてしまった 全てが無くなってしまった
G
G
子供の声も消えちまった 漁師の声も消えちまった
C
C
G
農夫の声も消えちまった 牛たちの姿も何もかもが
D
C
G
やせ細った野良牛たちの 瞳をどうやって見つめればいいの
G
G
僕が歩いてきた道は 正しかったのか！
G
G
したたり落ちてく命の 最後の最後の一滴を
C
C
G
コメカミに突きつけてみた 今一度問いかけてみた
D
C
G
僕たちが歩いてきた道は 本当に正しかったのか！
G
G
浪江の街の駅前の ひしゃげたまんまの商店街
G
G
パン屋も床屋も雑貨屋も 命の音が聞こえない
C
C
G
全滅していた暮らしの中 壊れた信号機だけが点滅していた
D
C
G
僕はただ立ちつくし空を見上げて泣いた
G
G
男は牛たちの乳を泣きながら搾っている
G
G
来る日も来る日も毎日 泣きながら乳を搾ってる
C
C
G
捨てては搾って搾っては捨てて泣いてる
D
C G
男は牛舎でつぶやいた 「原発さえなければ…」
G
G
秋のコスモス畑で も一度君たちと会いたい
G
G
秋のコスモス畑で も一度君たちと唄いたい
C
C
G
秋のコスモス畑で 君の背中を追いかけたい
D
C
G
請戸の海から昇る朝陽に も一度抱かれて泳ぎたい
G
G
生きたいと叫びながら 消えてった農夫たち
G
G
生きたいと叫びながら 消えてった漁師たち
C
C
G
生きたいと叫びながら 消えてったあの時の夕焼け
D
C
G
やせ細った野良牛たちの 瞳をどうやって僕は見つめればいいの
G
G
浪江の街の請戸の港 カモメの群れが飛んでる
C
G
４本の煙突の向こう 何も知らずに飛んでる
D
C
G
低く垂れこめた真冬の空 ハラハラと白い雪が降ってた
G
G
止めてくれ 原発を 止めてくれ 今すぐ
C
C
母親から子供を引き裂き 子供から母親を裂く
G
D
C
G
乳房をくわえる赤子の 瞳をどうやって僕は見つめればいいの
G
G
帰りたいなあ wow wow wow wow
G
G
帰りたいなあ wow wow wow wow
C
C
生まれた場所へ wow wow wow wow
G
G
帰りたいなあ wow wow wow wow
D
C
G
命の音を抱きしめて 浪江のカモメが空を飛んでゆく
G
G
カモメよ 飛んでくれ カモメよ 空高く
C
G
高く 高く 高く 高く 高く 飛んでくれ
D
C
母親から子供を引き裂き 子供から母親を裂く
G
G
G / G
/
乳房をくわえる赤子の 瞳をどうやって僕は見つめればいいの
G / G
/ C /
C / G
/ G /
D / C
/ ……
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