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G　　　　　 B7　　　　　　Em7
薬のにおいがはなをついて部屋を出た
A　　　　　 D
晴れた五月の木曜日
G　　　　　　 B7　　　　　Em7
今日の明け方　並びの部屋で誰かが
A　　　　 D
静かに旅立ったらしい

　C　　　 B7　　　　　　Em7
“また、来る…”とだけ言い残した
A　　　　　　 D
臆病なぼくをゆるしてほしい

C　　　　　 D　　　 G　　　　　 C　　　 D　　 G
あなたがもう言葉にしなくても　ぼくにはわかるから…
C　　　　 D　　 G　　　 C　　　 D　　 G
続いてゆく全てのことが　永遠じゃないこと

G　　　　　　　　 B7　　　　　　Em7
その日はねむった　おもくよじれた体を
A　　　　 D
やみの中に横たえた
G　　　　 B7　　　　Em7
遠くの森が風に大きくゆらいだ
　A　　　　　　 D
“明日の朝にはやむのかな…”

C　 B7　　　Em7
数えきれない未来と
A　　　　　 D
数え足りない思い出と

C　　　 D　　 G　　　　 C　　　　 D　　 G
何か伝え忘れたことは　ぼくにはもうないけど…
C　　　　　 D　　 G　　　　 C　　 D　　　 C
あと少しだけ話ができるなら　何を話すのだろう

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