戦友
歌:軍歌(陸上自衛隊東部方面隊)/詞:真下飛泉/曲:三善和気
Original Key:Am / Capo:0 / Play:Am
F
E7 / Am
/
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
ここは御国を何百 里 離れて遠き満州の
Am Dm E7 Dm E7
赤い夕陽に照らされて 友は野末の石の下
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
思えば悲し昨日まで 真っ先かけて突進し
Am Dm E7 Dm E7
敵をさんざん懲らしたる 勇士はここに眠れるか
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
ああ戦いの最中 に 隣におったこの友の
Am Dm E7 Dm E7
にわかにはたと倒れしを 我は思わずかけよって
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
軍律厳しい中なれど これが見捨てておかりょうか
Am Dm E7 Dm E7
しっかりせよと抱き起こし 仮包帯も弾の中
F E7
/ Am /
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
おりから起こる突貫 に 友はようよう顔上げて
Am Dm E7 Dm E7
御国のためだかまわずに 遅れてくれなと目に涙
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
あとに心は残れども 残しちゃならぬこの体
Am Dm E7
Dm E7
それじゃ行くよと別れたが 永(なが)の別れとなったのか
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
戦い済んで日が暮れて 探しに戻る心では
Am Dm E7 Dm E7
どうか生きていてくれよ ものなど言えと願うたに
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
虚しく冷えて魂 は 国へ帰ったポケットに
Am Dm E7 Dm E7
時計ばかりがコチコチと 動いているも情けなや
F E7
/ Am /
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
思えば去年船出して 御国が見えずなった時
Am Dm E7 Dm E7
玄界灘に手を握り 名を名乗ったがはじめにて
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
それより後は一本 の 煙草も二人分けてのみ
Am Dm E7 Dm E7
着いた手紙も見せおうて 身の上話繰り返し
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
肩を抱いては口癖 に どうせ命はないものよ
Am Dm E7 Dm E7
死んだら骨を頼むぞと 言い交わしたる二人仲
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
思いもよらず我一 人 不思議に命永らえて
Am Dm E7 Dm E7
赤い夕陽の満州に 友の塚穴掘ろうとは
F E7
/ Am /
Am Bm7-5
E7 Am Dm E7
隈なく晴れた月今 宵 心しみじみ筆とって
Am Dm E7 Dm E7
友の最期をこまごまと 親御へ送るこの手紙
Am Bm7-5
E7 Am
Dm E7
筆の運びはつたないが 行燈(あんど)の陰で親たちの
Am Dm E7 Dm E7
読まるる心思いやり 思わず落とすひとしずく
F E7
/ Am Am!
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