歩道橋


歌:友川かずき/詞:友川かずき/曲:友川かずき

Original Key:Gm / Capo:3 / Play:Em












Em / Bm / Am / Bm / Em / Bm / Am / Bm / Em / Em /

 Em   Am G    B7
歩道橋の上から愛が見える
 Em  Am C       Em
汗を拭き乍らセールスマン風の
 B7   Em
男が歩いてく
D     G B7  Em B7
かごの中で鳥は狂い乍ら死んだ
 Em  Am  C        B7
枯れてうつむく赤いとうがらしの花
 Em   Am G    B7
歩道橋の上から愛が見える
Em D       Em D      Em
僕 死ぬのは厭だ 僕 死ぬのは厭だ僕
D                Em / Em /
歌はひとつの「かご」かもしれないな

Em / C / D / B7 / Em / C / D / B7 /

   Em        / C / D / B7 /
自動車〜弟の友春君への詩
Em
 吠え面をビュービューかくようなスピードで
C               D
 空漠の中を若い自動車達が走って行った
B7
 その後を追うように文句を
     Em             / C /
沢山用意して警察の自動車が走って行った
D
 そんな事よりすべてを土に返せば
    B7              / Em /
いいんだと葬儀屋の自動車が走って行った
C
 幸福を幾つも幾つも笑った数字で
    D
表わし乍ら結婚式場の自動車が
      / B7 /
走って行った
Em
 四角く茶色い風景の中で
  C                   D
リヤカーに腰掛けた老人がそれをじっと視ていた
B7         Em
 俺は石に坐ってその老人をじっと視ていた
C                D
 首に手拭いをした真っ黒な優しい顔立ちだった
B7
 この老人と俺はいつ一緒になるのだろう
Em       C
 法律と人生は自動車よりももっともっとスピードが
       / D /
速いかのようだ

B7
 気が付いた時にはそこには
        Em
もう俺も老人も居なかった
C
 静かに遠いエジプトの砂ぼこりが
  D
少女のように舞っていた
B7           Em
 今思い返してみると あの自動車を運転していた人達は
       C
みんな俺の青春だったような気もするし
D
 時間ばっかりやたらとかける
B7                  / Em / C /
 三流絵描きの故里だったような気もする
D              B7
 はっきり憶えている事は 夫々画用紙の顔をしていて
    Em          / C /
首から拳銃をぶらさげていた事だ
D                      / B7 /
走り乍ら拳銃を撃つのは むずかしいんだろうか
           Em
ねえ君は知ってるんだろう
C              / D /
 ねえ君こそ知ってるんだろう
B7
 気の強い男の眼玉が
   Em          / C / D / B7 /
花火のように今打ち上げられた

Em / C / D / B7 / Em / C / D / B7 /
Em / C / D / B7 / Em / C / D / B7 / …



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